今年初の山登りは、鎌倉岳にゴー。
風もなく、真っ青な空。
雪がなくなるこの季節、阿武隈山系の山々は、春の息吹をじわじわと感じさせ始めます。
しかし、花粉症歴30年超えの私は、赤褐色に膨らんだ杉の木を見ただけで、くしゃみが連発。
ぽかぽか陽気の日こそ、無惨な姿になってしまう。
でも、行きたいのよね。
山
登山口まで40分くらいで行ける鎌倉岳は、年に数回登ります。
1時間ほどで頂上なので、思い立って、ほいと行けてしまう手軽な山です。
お天気が良ければ、太平洋も望めます。
寒さで縮こまった体を開放だー
休業中なので、曜日感覚が麻痺しており、到着したら、県外ナンバーの車もちらほら。
あ、今日は、土曜日だった。
ま、いいか。
寒い時期は、ほとんど体を動かさない。
薪割りをしても、２〜３日だし。
雪が降った日の雪かきくらい。
なまってるよなぁ。
まだ花粉を散らしていない杉林を歩き出す。
ひんやりとした空気が心地いい。
この山は、割と直ぐに急登になる。
杉林を抜けると、落葉した木々の林になり、一気に明るくなる。
息を切らさないように、ペースをゆっくりと。
それでも、ぐんぐん登る。
冬枯れの山は、春の準備でほんわかしてるなぁ。
雪が少なかったのか、雨が降らないからか。
いつもは、湧き水でぐちゃぐちゃな場所も、靴を汚すことはなかった。
北側の最後の登り部分に残雪があっただけ。
冬はもう、終わったのだ。
頂上は、４グループほどの人たちがランチタイム。
それほど広くない頂上なので、すごく混雑してる気分だ。
そこに一羽の鳩ぽっぽ。
キミも食事中なんだね。
よく見ると、足輪をしている。
レース鳩なのかな。
つかず離れず、人馴れしている。
おい、ぽっぽくん。
レース中、サボったらあかんよ〜
程なくして、仲間らしきぽっぽちゃんがお迎えに来たようで、崖からふわりと飛翔。
ちゃんとゴールしろよ〜
ぽっぽくんを見送り、下山。
で、いつも気になっていた場所へ。
鎌倉岳の頂上から西側に見える山は、頂上部が公園のようになっている。
そこへ行ってみよう。
あ、車でです。
殿上高原
ものすごく眺めの良い場所。
こっち側から、今登ってきた鎌倉岳を望む。
う〜ん、いいね〜
半径50キロ圏内でも、まだまだ知らない所がいっぱいだ。
我が家の春一号は。
小さなクロッカスでした。