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介護の行方

 ここ数ヶ月で出来ないことがぐんと増えた母。

 やはり90歳を越えると、どんどん縮んでゆくねぇ。

 少し前から施設の移動を考え始めた。

 母のいる施設は、ケアハウスという分類で、ケアといえども介護は入っていない。

 高齢者向けの公団アパートのようなもの。

 食事は付いているが、自力で食堂へ行けるのが原則となる。

 安否確認はあるが、介護的なことは、介護サービスと別契約である。

 母の場合、急激に悪化しているわけではないが、何かと呼び出しが増えていた。

 施設から呼び出されても1時間半かかる。

 それがネックになっていた。

 母をこの施設に入居させた時は、もっとシャンとしていたし、これくらい離れたいた方が私の精神が楽だった。

 何より、母をすんなり入居させるために、毎日温泉に入れるという特典でここを選んだ。

 だがもう、そんな事は言ってられなくなった。

 会うたびに、母の認知機能は低下している。

 もう、ここでは限界だと感じてきた。

 ともかく、郡山で探してみる事にした。

 父の時もそうだが、施設探しに関して、ケアマネージャーには頼らない。

 ましてや、今回は、担当地域が変わるので、自分の足で探すしかない。

 まずは、施設の種類から勉強し直しである。

 多いのよ。区分が複雑なのよ。

 説明文を読んでも、実感が湧かない。

 そうなると、良さそうな施設を見つけても、見学に行く勇気が出ない。

 何となく、尻込みしている。

 ぐずぐずしている内に、空いてた施設が埋まってしまう。

 何やってんだ私。

 そこでようやく行動あるのみと悟る。

 年末のバタバタ時期に、年明け早々の施設見学を予約した。

 ま、ネットでポチすると、仲介さんが見学交渉してくれるのである。

 母の状態からすると、今後を考えて介護付き老人ホームを勧められた。

 医療体制がしっかりしているから、何かと安心らしい。

 ざっくり言うと、特別養護老人ホームが公的だとすると、介護付き老人ホームは民間である。

 そして、医療機関が母体になっており、介護だけでなく看護も充実している。

 行動は制限されており、部屋に鍵はついていない。

 病院じゃないけど、入院しているようなイメージである。

 大半が車椅子、そして認知症。要介護1から入居できるが3〜が多い。

 何となく、窮屈そうだ。

 ま、入居者がそう思うかどうかは、微妙だけど。

 確信したのは、ここに母を入れたら、確実に認知症は悪化するだろう。と言うこと。

 ここは面会するのにも、前日までに予約しなければならず、定員も時間も決まっている。

 医療体制の充実は、魅力的ではある。

 う〜む。

 だが、入居者の表情の無さが、ここで終わる準備をしているように感じてしまった。

 切ないね。

 ちゅーことで、仕切り直し。

 次は、サービス付き高齢者住宅の見学である。

 しかし、サービスって何じゃろ?

 介護とは違うのか?

 それについては、また次回。

 

 新年早々、介護の話でスマンのぉ。

 

 あ、リンゴジャムもできてます。