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介護は続くよ

 まじ、どこまでもーーーーーよ。

 さて、サービス付き高齢者住宅の見学を終え、最後に見た施設にグッと来た。

 そう言う時は、もう、ちゃっちゃと決めちゃう。

 ここから車で15分だし、新しいし、サービスも手厚い。

 サービス付き高齢者住宅とは、介護や看護は別契約だが、日常の見守り程度は組み込まれている住宅。

 これまで住んでいた「ケアハウス」を少しバージョンアップさせた感じである。

 ただ、ケアハウスの入居条件が自立(自力で歩ける)に対し、ここは、寝たきりでも大丈夫。

 何なら、看取りまでやってくれるのである。

 ただし、別契約で介護保険を使うことになる。

 長年払っている保険だもの、使わなきゃねぇ。

 幸い母は、1割負担だし、今のところ要介護1なので、支払いはそれほど高くない。

 この際、使える範囲の枠、めーいっぱい使ってやる。

 てな気持ちで、最後に見学した施設に仮申し込みをした。

 この仮申し込みは、あくまで仮なので、キャンセル可能である。

 ともかく、一度母を見学させながら、面談を受けることにした。

 そう、入りたいと言っても、誰もが入れる訳ではなく、施設側の面談があって審査に通らなければならない。

 ま、普通のアパートも入居審査はあるもんね。

 寒い時期だが、こう言う事は勢いも大事。

 ・・・・・・なのに。

 母、ぎっくり腰の知らせ。

 おいおい、何で今!?

 何でぎっくり腰!?

 こう言う時に限って、やらかすんだよね。

 つまり。

 母は、引っ越すことに異論はない。

 むしろ、喜んでいる。

 引っ越しを持ちかけた時から、荷物整理を始めたくらいだ。

 そ、その荷物整理が曲者なのだ。

 せっせと動き回り、食器を段ボールに詰め、押し入れにしまっていた。

 ぎっくり腰の原因は、それに違いない。

 ただし、本人に自覚はなく、朝起きたら痛かったと。

 教訓 

 年寄りに、イベントを知らせてはいけない。

 ま、仕方ない。

 万が一骨折していると厄介だから、整形外科へ連れて行ったら、まさかの休診。

 慌てて、かかりつけ医に連絡して、滑り込みセーフで診察してもらった。

 レントゲンは異常なし、痛み止め注射をしてもらって、一安心。

 杖があれば、歩けるから、大丈夫でしょ。

 施設見学は、先送りとなった。

 

 さて、改めて見学日は決めたが、ギリギリまで秘密にしておこう。

 張り切ってしまうと、ろくな事はない。

 腰を庇って転倒、骨折。

 これだけは、絶対避けたいもん。

 待てよ、ひと思いに骨折してくれた方が入院できるか!!

 そしたら、面倒が減るか。

 などと、よからぬ事を考えてしまうのが、介護の実態である。

 

 ケアハウスとサービス付き高齢者住宅の違いについて。

 ケアアウスは、公的資金が入っているので、入居費用が比較的安い。

 入居者の収入(年金)によって、部屋代が変わってくるのが特徴。

 年金額が高いと、割高になるのでお勧めできない。

 生活保護者も入居できる。

 もちろん審査はあるが、集団生活に問題がなく、自力で食堂へ行ければ入居できる。

 問題とは、騒いだり、暴力行為など他人に迷惑をかける行為。

 サービス付き高齢者住宅は、民間施設なので、施設によって若干費用が異なる。

 生活保護者は、入居できない場合が多い。

 集団生活に問題がない条件は同じだが、認知症を受け入れない施設もある。

 サービス付きのサービスも、施設によって若干異なる。

 それは、もう、見学して聞くしかない。

 どちらも共通しているのが、基本部屋を貸すシステムなので、光熱費は別途かかる。

 食事に関しては、3食基本だが外食などで休む場合は、その分引いてもらえる。

 基本的にかかる料金は、ケアハウスとサービス付き高齢者住宅では、3万円くらい違う。

 もちろん、サービス付き高齢者住宅の方が高いのだが、その分、サポートが厚い。

 うちの場合、近くなれば通う交通費が格段に減るし、仮申し込みした施設には、訪問医が往診してくれるので、医者へ連れてゆく手間もなくなる。3万円のアップは、それほど問題にならない。

 何しろ、看取りまで。

 この素晴らしいサポートは、もう、即決するだけの価値がある。

 実際、施設で最期を迎える人は多くはないだろう。

 だが、その言葉は、心強い。

 ある程度の自由も約束され、終わる日までを見越して過ごせる。

 今度こそ、終の住処になってほしい。

 ああ、その前に、何事もなく入居できればいいのだがね。