土湯峠の道の駅でコシヒカリの種籾がセットになった一枚のチラシを見つけた。
バケツでお米を育ててみませんか?
なぬ。
稲作りだと!!
コロナ禍での休業中、駐車場脇の荒地を開墾した。
この土地は、地域の共有地らしいのだが、看板を立てさせてもらう代わりに雑草の始末をすることにした。
散り始めた桜の花びらかと思いきや。
出戻ってきた、春の雪。
ひゃー。
うっすら、積もってるやん。
油断ならない、今年の春ですわ。
値段、付けてみました。
まだ一つも売れていません。
ってか、あまりの寒さに、お客様は、ほとんどいませんので・・・
売れようがないのが実情。
ついている値段は、あってないようなモノ。
ダメ元で値切ってくださいまし。
1999年に開業してから、23年の歳月が過ぎ去った。
幾度も困難にぶち当たったが、根拠のない自信と多くの助けが救ってくれた。
当初は、運転資金もままならず、自転車操業も一輪車でヨタヨタだった。
それでも、悲壮感のかけらもなく、貧しくても毎日が楽しかった。
まるでマンゴーのような色と香り。
初めてこの桃を食べた時、黄桃の概念を覆された。
去年のタネを試しに蒔いてみた。
そしたら、芽が出た。
双葉になった。
さて、そこから成長するかと見守った。
ブルーベリーがまだ市民権を得てなかった頃、この青い果実を自分で作ってみたいと思っていた。